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トーマ一行 トーマ・アヴェニール リリィ・シュトロゼック アイシス・イーグレット スティード 管理局特務六課 高町なのは スバル・ナカジマ フェイト・T・ハラオウン ティアナ・ランスター エリオ・モンディアル キャロ・ル・ルシエ 八神はやて シグナム ヴィータ シャマル ザフィーラ リインフォースⅡ アギト シャリオ・フィニーノ アルト・クラエッタ ルキノ・ロウラン フッケバイン ヴェイロン アルナージ サイファー ドゥビル フォルティス ステラ・アーバイン カレン・フッケバイン トーマ・アヴェニール(一人称:俺) リリィ:リリィ アイシス:アイシス スティード:スティード、相棒(バディ) スバル:スゥちゃん ティアナ:ティアさん アルト:アーちゃん チンク:チンク姉 ノーヴェ:ノーヴェ姉 ヴェイロン:ヴェイロン サイファー:サイファー ドゥビル:ドゥビル フォルティス:フォルティス ステラ:ステラ リリィ・シュトロゼック(一人称:わたし) トーマ:トーマ アイシス:アイシス スティード:スティード スバル:スゥちゃんさん アイシス・イーグレット(一人称:あたし) トーマ:トーマ リリィ:リリィ スティード:スティード スバル:スゥちゃんさん アルナージ:アル パフュームグラブ:パフィ スティード(一人称:私) トーマ:トーマ なのは:高町教導官 高町なのは(一人称:わたし) スバル:スバル ヴィータ:ヴィータちゃん はやて:部隊長 ヴィヴィオ:ヴィヴィオ レイジングハート:レイジングハート スバル・ナカジマ(一人称:あたし) トーマ:トーマ なのは:なのはさん エリオ:エリオ フェイト・T・ハラオウン(一人称:私) トーマ:トーマ スバル:スバル ティアナ:ティアナ、ティアナ執務官 エリオ:エリオ ティアナ・ランスター(一人称:あたし) シグナム:シグナム一尉 アギト:アギト フェイト:フェイトさん エリオ・モンディアル(一人称:僕) トーマ:トーマ スバル:スバルさん ヴィータ:ヴィータ教導官 キャロ・ル・ルシエ(一人称:わたし) 八神はやて(一人称:私) なのは:高町一尉 スバル:スバル フェイト:フェイト執務官 エリオ:エリオ ヴィータ:ヴィータ リイン:リイン ルキノ:ルキノ シグナム(一人称:私) アギト:アギト ヴィータ(一人称:あたし) バルディッシュ:バルディッシュ シャマル(一人称:私) ザフィーラ(一人称:私) リインフォースⅡ(一人称:私、リイン) はやて:司令 アギト(一人称:あたし) シグナム:シグナム レヴァンティン:レヴァンティン シャリオ・フィニーノ(一人称:私) アルト・クラエッタ トーマ:トーマ スバル:スバル ルキノ・ロウラン トーマ:トーマ ヴェイロン(一人称:俺) トーマ:クソカス、バカガキ、チビカス アイシス:メスガキ アルナージ:アル サイファー:サイファー ステラ:ステラ カレン:カレン、姉貴 アルナージ(一人称:あたし) アイシス:ぺったん胸 ヴェイロン:ヴェイ兄 ドゥビル:ビル兄 フォルティス:フォルティス ステラ:ステラ サイファー(一人称:私) リリィ:破損プラグ シグナム:公僕 ヴェイロン:ヴェイ ドゥビル:ビル ステラ:ステラ ドゥビル(一人称:俺) ヴェイロン:ヴェイ フォルティス(一人称:僕) トーマ:トーマ君 ヴェイロン:ヴェイロン アルナージ:アル サイファー:サイファー ドゥビル:ビル ステラ:ステラ カレン:カレン ステラ・アーバイン(一人称:わたし) トーマ:トーマ君 ヴェイロン:ヴェイお兄ちゃん フォルティス:フォルティス カレン:お姉ちゃん カレン・フッケバイン(一人称:私) はやて:特務のお嬢ちゃん アルナージ:アル サイファー:サイファー ステラ:ステラ
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ルヴェラ鉱山遺跡 23:52 施設襲撃事件現場 アギト「襲撃があったのは昨日の夜」「現状施設職員に死亡者はなし」 「侵入者は経路の電子錠を警報も鳴らさずに解除しつつ」「誰にも見つからず現場まで一直線」 本局航空武装隊アギト一等空士 アギト「連中にしては随分とあっさりしてる。シグナムどう思う?」 シグナム「そうだな」「我々の任務はEC兵器――ディバイダー保有者の確保だ」 “元”機動六課第2分隊副隊長 本局航空武装隊 シグナム一等空尉 シグナム「それが誰であろうと」「必要とあれば打ち倒して確保するだけだ」 元機動六課の精鋭たちが再結集!?事件解決へ向けて、始動開始! 魔法戦記リリカルなのはForce Record03 「Huckebein(フッケバイン)」 ルヴェラ丘陵地帯 01 25 アイシス「ま、こーゆー野宿もたまになら楽しいよね」「管理局との追いかけっこ込っていうのもまた面白いし♪」 「で、なんで二人は追われてんの?」 トーマ「前にも言ったろ。心当たりはあるけど間違った事はしてないって」 アイシス「だからそれを詳しく聞かせてくれてもいいじゃ~ん!」「旅は道連れ、世は情け!」 リリィ『あのねアイシス』『トーマは私を助けてくれたの』『だからトーマは悪くない』 アイシス「あ、ああ、そうなんだ」『これ、念話?違うな、精神感応みたいな――』 スティール「捕捉しましょう」「彼女は違法施設らしき場所に捕らわれており。 助けを呼ぶ声で侵入した我々は施設の持ち主に焼き殺されかけました」 アイシス「……」 トーマ「施設の一部を壊したのは本当だし、リリィを勝手に連れ出したのも間違いない」 「だけど、ずっと逃げ続けるわけじゃない」「次元通信をできる教会まで云って、俺の信頼してる人に相談する」 「その人(スゥちゃん)は管理局の人だし、この手の事態に理解もある」 「だいたい通報したのが施設の連中なら警邏は俺の言い分なんて聞きゃしないだろうし」 アイシス「あー、そうだろうね」 トーマ「マスはリリィの安全確保。出るとこ出るのはそれから!」 スティール「まあ、彼女には怒られるかもしれませんがね」 トーマ「言うな」「もうとっくに覚悟の上だ」 アイシス「「スゥちゃん」ってトーマのお姉ちゃんとか?」 トーマ「まあ、そんな感じ」「血縁じゃないけど、恩人で、お世話になってる人」 「ワガママ言って、この旅行を許してもらってるから、心配かけたくないんだけど」「熱いから気をつけてね」 アイシス「あー、それはわかる」「あたしもそんな感じ」「家族にワガママ言って進学前の長期旅行」 トーマ「へー」 アイシス「トーマは?年齢的にはあたしと同じくらいに見えるけど」「進学は?」 トーマ「帰ったら進学するよう勧められてる」 アイシス「あははー」「魔法形でしょ?トーマは魔力強そうだし」 トーマ「そう?」「別に普通だと思うけど」 アイシス「結構凄いよ」「リリィ背負って走りっぱなしでも疲れてる様子ないし」 リリィ『ごめんねトーマ』『私、ちゃんと歩くから』 トーマ「あー、へいきへいき。リリィ軽いし」 アイシス「いいなぁ、あたしも背負って♪軽いから(ハートマーク)」 トーマ『なんでだ』 アイシス「服、キツイとことかない?」 トーマ『結構走ったのに全然疲れてないな』『あの時の魔法(?)も』『あんなでっかいの撃った反動も全然ないし』 『あの時の銃――ナイフ?』『なんつったっけ?確か――』 『EC…』『ディバイダー……?』「いっ!?」 ディバイダー996「Start Up」 アイシス「ななな、なにっ!?暴力反対!武装反対ッ!!」 トーマ「いやいや違う、待って待って!」「なんか出ちゃっただけっていうか!」 アイシス「なんじゃそりゃあぁ――――――――ッ!?」 リリィ『トーマ、『ブレード・オフ』で戻せると思う』 トーマ「あ、ほんとう」「ええと、ブレード・オフ」 ディバイダー996「Blade OFF」 トーマ「おお!」「あー、びっくりした」 アイシス「それ、こっちのセリフっ!!」「今の何?トーマのデバイス?」 トーマ「違う、俺の相棒はこいつ(スティート)だけ」 スティート「ええ」 アイシス「リリィも詳しくは知らないんだよね?」 リリィ『うん』『出し方と戻し方くらいしか』『ごめんね、トーマ』 トーマ「あー、大丈夫大丈夫」 スティート「その腕輪やあの施設の秘密と関わりがあるのでしょうね」 「危険な兵器かもしれません。取り扱いには十分な注意を」 トーマ「ああ」「あー、とりあえず、明け方まで休憩して、それから出るから」「二人とも休んどいて」 アイシス「はぁい」 リリィ『うん』 スティート「楽しいお友達ができたものですね」 トーマ「友達ってか」「要救助者と勝手についてきたへんな子だ」 スティート「それもです。誰かといる時の方が、あなたは楽しそうですから」 トーマ「そりゃ、まあね」 スティート「今回のこれは」「この旅を終わりにする良いきっかけかもしれませんね」 トーマ「捜し物も生き方を決めるのも、途中で終わらせるのは嫌だよ」 スティート「生き方はどこでも見つけられますよ」 トーマ「何度も言ったろ」「きっかけが欲しいんだ」 「あの日、街が砕けて俺も死にかけて。俺の大事な物が全部壊された」「ヴァイゼン遺跡鉱山でのこと」 「あの時あの場にいた」「多分、街を壊した誰か」「もう7年も前の」「公式記録で事故って断定されてる事だ」 「犯人なんていなくてほんとに事故だったのかもしれない」「だけどそうじゃないかもしれない」 「俺は本当の事を知りたいのか、知りたくないのか」「昔の事を全部忘れちゃっていいのかどうか」 「捜してるのはひ踏ん切りをつけるきっかけさ」 「半年間って時間を決めて探すだけ探して。それで見つからなかったら諦める」 「つってもまあ」「最近はもう、観光と宝探しばっかりだけどな」 スティート「ですね」 トーマ「俺だって、どうせなら平和で普通がいいんだ」「それはわかるだろう」 スティート「それは勿論」「――少しあたりを見回ってきます」「あなたも休んでください」 トーマ「ああ」「……ごめん」「ヘンな話聞かせちゃったか」 リリィ『ううん。寝てたから聞いてなかった』 アイシス「あたしも」 トーマ「そう」「でも、ま、ありがとう」『うえ』『すりむいたかな?赤くなってら』 アギト「施設の人間によれば、襲撃容疑者は十代半ばの少年だそうです」 「ECリアクター「銀十字の書」を盗み、施設の一部を破壊」「そして逃走」 「近隣の町に立ち寄った形跡があるので、現在手配をかけています」 ティアナ『そう』 イスタ市街地ホテルエントランスロビー ティアナ「“フッケバイン”の犯行ではない?」 アギト『確証はありませんが、手口はかなり違います」「設備や資材はほぼ無事ですし。何より死者が出ていません」 ティアナ「ただ、その少年がフッケバインの構成員でなかったとしても……」 アギト「連中の方からその少年に接触してくる可能性はあると見ています」 「ディバイダーやリアクター、あるいはその少年本人を手に入れるために」「とにかく迅速な発見と確保を目指します」 ティアナ「ありがとうアギト。頑張ってくれて助かるわ」 アギト『とんでもないです』 ティアナ「連絡は密に取っていきましょう。シグナム一尉にもよろしくお伝えして」 アギト『はいっ!』 アギト「シグナム、報告終わったよ」 シグナム「ああ」 アギト「どうかした?」 シグナム「いや、なんでもない。ご苦労だったなアギト」 アギト「なぁに」 シグナム『やはり気になるな』『嫌な風だ』『まるで戦の前夜のような』 トーマ「あー、見えた見えた」 アイシス「ほんとだ」「聖王教会の建物はどこの世界でも変わらないねぇ」 トーマ「そうだな……?」 アイシス「…あれ?」 トーマ『――この臭い、火薬と血の――』「スティード、二人を頼む!」 スティード「はい!」 アイシス「え!?」 トーマ「俺、中の様子を見てくる。二人はここからなるべく離れてて」 アイシス「ちょ、トーマ!」 トーマ「これは……」「シスター……」 謎の男「来んのが遅ェよ」「おかげでこんな胸クソ悪ィ場所で」「いらねェ殺しをするハメんなった」 「いいか坊主」「要件は一つっきりだ」「てめェが盗みだしたディバイダーとリアクター。両方まとめてこっちに寄越せ」 「ガキのオモチャにゃ過ぎた品だ」「死にたくなきゃあ」「さっさと寄越せ」 トーマ『藍色の羽根』『俺がずっと捜してた――!』 To be conntinued Record04 「Eclipse(エクリプス)」
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管理世界の技術や文化のレベルは世界や国によってさまざまである 第一世界ミッドチルダのような先進都市もあれば 人と自然がともに暮らす辺境世界もある ここ第23管理世界『ルヴェラ』の文化保護区もまた古き良き暮らしを愛する者たちが暮らす地区 移動も通信も極めて不自由ながら 都会を忘れ豊かな自然と過ごせる土地 魔法戦記リリカルなのはForce Record02 「Lily-Strosec(リリィ・シュトロゼック)」 走り始めた運命の旅路 はたして、その先に待つものとは? トーマ「こりゃまた絶景!」 スティード「記念写真でも撮りますか」 トーマ「そういえばリリィ大丈夫?疲れてない?街についたらゆっくり休憩してなんか食べようね」 リリィ『うん、トーマ』 スティード「こちらは海産物が美味しいようです。焼き貝に魚介のスープ」 トーマ「やめろ~腹が減る~わ――っ」 トーマ【リリィはあれから少しだけ眠って眠っている間に少し泣いていた あんな場所に捕まっていたんだから辛いこともあったんだろう 正直なところこの妙な腕輪とか あの時のこととか聞きたいことはいろいろあるんだけど まずは安全な場所にたどり着いてそれからスゥちゃんに連絡と相談をってことで 地方警防じゃろくな対応してくれねーだろうしな】 トーマ「それにしてもハラ減った。リリィ!ちょっと揺れるけど走っていい?」 「そんじゃ、ダッ――シュ!」 同時刻 第18管理外世界イスタ 村人女「たった二人だったのよ。男と女の二人組。あの二人がこの村を、この土地のみんなを本当にあっという間に…」 本局警防部所属 ティアナ・ランスター執務官 ティアナ「犯人はいったいどうやってこんな破壊を?」 村人女「男の方は奇妙な銃を持ってて、女の方は黒い本を――」 ティアナ「それはこんな…?」 村人女「それ…ッ!それ、刀(かたな)のついてるその銃――」 局員「間違いないですね、執務官」 ティアナ「はい、九分九厘、エクリプス保有者の仕業です」 局員「やはり例のフッケバインという組織(ファミリー)が…?」 ティアナ「これからその調査をしようと思います。生存者捜索の方…よろしくお願いします」 局員「はいっ」 第3世界ヴァイゼン 首都海上橋 シャーリー「ティアナはもう現地入りですかね…?」 本局次元航行部所属 フェイト・T・ハラオウン執務官 フェイト「そうだね、もう調査を始めてる頃かも」 同 シャリオ・フィリーノ執務官補佐 シャーリー「広域捜査は私たちがヴァイゼンから、ティアナがイスタから、で、あのお2人がルヴェラの方に」 フェイト「うん」 シャーリー「各地の捜査隊も動いていてくれますが、やっぱり手は足りませんね」 フェイト「手配はしてるよ、大丈夫。後は向こうが早めに動きだしてくれるといいんだけど」 同時刻 第1世界ミッドチルダ 南部海上 時空管理局LS艦船 ヴォルフラム 同 捜査司令執務室 本局海上警備部 リンフォースII(ツヴァイ)司令補 リインII「司令。そろそろ、記者会見に出かけるお時間ですよ」 はやて「うん」 リインII「現状の担当案件もこの解決発表で最後です。これでやっと動けます」 はやて「そやね」 “元”機動六課部隊長 海上警備部捜査司令 八神はやて はやて「おおきになリイン。いろいろ、よー頑張ってくれた」 リインII「とんでもないです」 はやて「ほんなら、いこか。みんなを待たせたらあかんしな」 リインII「はいですっ!」 ルヴェラ北部 港町 貝焼き屋台のおばちゃん「次元通信?そんなハイカラなもんはここらにゃないねえ」 トーマ「あーやっぱりそうですか」 貝焼き屋台のおばちゃん「次元越えの郵便や電報を出したいなら、山の向こうの教会で送れるよ」 トーマ「あ、それは知ってます。行きに出してきました」 貝焼き屋台のおばちゃん「はい貝焼き串おまたせ!」 トーマ「ありがとうございます」 スティード「予想通りでしたね」 トーマ「まーな。とりあえずリリィの服と靴を買って教会まで歩いてもらうか」 スティード「そうですね」 トーマ「リリィ、おまたせ」「休憩宿はそこらにあるけど服屋はあるかな?」 スティード「それでしたら、あのあたり一角が自由市場(フリーマーケット)のようですよ」 トーマ「リリィ、食べたら行ってみようか?」「おお、けっこういろいろあるもんだ」 アイシス「はい、いらっしゃ~い。素敵な衣装にアクセサリ~♪お!そこの仲良しさん♪いい服あるよ、 見てって~(ハートマーク)」 トーマ「えーとね。この子の靴と服を探してるんだけど…」 アイシス「はいはい!服と靴、サイズはどれくらい?」 トーマ「あ、えーと」 アイシス『……ふむ』 アイシス「んじゃー、まずはさいず計ろっか!よかったらヘアカットもやってるよ。服買ってくれたら特別サービス(ハートマーク)」 トーマ「あーえーと」 アイシス「はい完成。どーお?すっきりしたと思うんだけど」 リリィ『すごい。さっぱりした!』 トーマ「気にいったって」 アイシス「イエイ☆んで、このすっきりヘアーと合わせると…この服もよりかわいいでしょ?」 トーマ「あー、かわいいかわいい」」 アイシス「気に入ってもらえたらうれしいなー♪」 トーマ「んじゃ、お代だけど。いいの?こんな安くて」 アイシス「まー、あたしが趣味で作ったものだし」 アイシス「わお!きれーなリング!これ純銀?」 トーマ「!」 アイシス「彼女もつけてるよね、2人でおそろい?」 トーマ「あー」 アイシス「ん?コレつなぎ目ないけど、どーやって外すの?」 トーマ『ヤバイ!』「ま、まあそのナイショ!はいこれお代ね!」 アイシス「お」「えー、なんか訳アリ?力になれることがあったら……」「え」「おおっ!?」 「ちょっと、おつり、おつり――!」 トーマ「とっといてー!あんがと服屋さん!縁があったらまた!」 アイシス「どーいたしまして――」 旅行者用休憩宿(りょこうしゃようステイハウス) トーマ「はーやっと落ち着いた。今から出ると教会に着くのは夜になっちゃうから、 ここで一休みして明け方くらいに出かけよう」 リリィ『うん』『トーマはすごいね、いろんなこと知ってる』 トーマ「まあ俺はずっと旅暮らしだから」 リリィ『ずっと?』 トーマ「今回の旅はけっこう長め、行った先でバイトしたり発掘品を売ったりとかしながらね」 リリィ「ずっとひとり?」 トーマ「帰るところはあるよ。今は捜しものを兼ねた一人旅なだけ」 リリィ『捜しもの?』 トーマ「ん、まあいろいろ。見つかればいいけど、見つかったとしてもそれを俺がどうするかはまだわからないし。 まあ、その程度の気楽な旅行っつーか」 リリィ『トーマごめんね。ありがとう』『旅行中だったのに助けてくれて、こわい目にあわせちゃったのに優しくしてくれて』 トーマ「いやあの!へいき!俺の勝手でやったことだし!俺もね、昔優しい人に助けてもらったんだ。 だからいいんだ。リリィが痛かったり哀しかったりしないんならそれが一番!オーケイ?」 リリィ『うん、ありがとうトーマ』 市場のおばちゃん「お嬢ちゃん、人気だったねえ」 アイシス「えへへ、おかげさまでー」「地域警邏…?」「おっまわりさーん、どーかしましたー?」 地域警邏「ん?地元の子?」 アイシス「長期旅行者でーす。旅費稼ぎにここらで手作り品とか売ってます」 地域警邏「そう。ここらで今日君と同い年くらいの男の子を見なかったかな。白いコートに茶色い髪。 女の子と一緒かもしれない」 アイシス「はぁ、その子が何か?」 地域警邏「盗難容疑で手配があって。近くの施設から貴重品を盗んだとか」 アイシス「へえー!」 アイシス「失礼します、こんばんわ。地域警邏のものですが、盗難事件についてちょっとお話を」 トーマ「――話はいいんだけどさ。服屋さんはなんでここが?」 アイシス「お客様に大事なお知らせ♪キミら盗難で手配がかかってるみたいだけど心当たりが?」 トーマ「まあ、ちょっと反論しづらいってくらいには。でも、間違ったことはしてない」 アイシス「ふーん」「多分だけど地域警邏がもうすぐ来るよ。逃げるんなら早めがいいかも」 トーマ「ありがとう。服屋さんのサービスにしてはずいぶん行き届いているけど」 アイシス「まーなかなかイカした服屋さんってことで。 ついでに今なら裏路地ルートの脱出ガイドが格安なんだけど、いかがー?」 休憩宿受付「ああその子たちなら、もう会計を済ませて出て行ったわよ」 トーマ「服屋さん、ありがと。もーこのへんで大丈夫」 アイシス「やだなー、目的地まで送ってくよ♪あと服屋さんじゃなくて『アイシス』ね(ハートマーク)」 トーマ「なんてこった、今日は厄日か」 スティード「少なくとも退屈はしませんね」 アイシス「さー♪三人仲良くしゅっぱーつ!」 To be continued record03 「Huckebein(フッケバイン)」
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「魔法戦記リリカルなのはForce」の各キャラクターにフォーカスを当てたパック。 1キャラクター5種5枚で統一された全5パターンのパックパターンがある。 2011年8月26日発売。 トーマ・アヴェニール アイシス・イーグレット 高町 なのは フェイト・T・ハラオウン 八神 はやて トーマ・アヴェニール EXPP041旅行少年 EXPP042エクリプス感染者“トーマ・アヴェニール” EXPP043探索少年 EXPP044ゼロドライバー“トーマ・アヴェニール” EXPP045エクリプスディバイダー“ディバイダー996” アイシス・イーグレット EXPP046トラベルフレンド EXPP047バスルームガールズ EXPP048アーマージャケット少女 EXPP049トリッキープレイヤー“アイシス・イーグレット” EXPP050黒の香No.5 ランブリングスパロー 高町 なのは EXPP051管理局戦技教導官 EXPP052砲撃魔導師 EXPP053空戦魔導師 EXPP054管理局特務六課“高町 なのは” EXPP055CW-AEC00X “フォートレス” フェイト・T・ハラオウン EXPP056閃斧魔導師 EXPP057管理局捜査指揮官 EXPP058ソニックウォリアー EXPP059瞬速魔導師 EXPP060管理局特務六課“フェイト・T・ハラオウン” 八神 はやて EXPP061エクストラ・コマンダー EXPP062八神はやて専用デバイス管制人格“リインフォースⅡ” EXPP063ハッピー司令官 EXPP064管理局特務六課“八神 はやて” EXPP065騎士杖“シュベルトクロイツ”
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Forceあとがき ■もうちょっとだけ第一部が続きます■ Forceももう3巻です! はやてがズブッと刺されたりはしてますが、フッケバインとの遭遇戦は一段落。 そして「トーマが救出されるまで」がForceの第一部。 なのでまだもうちょっとだけ第一部が続くんじゃよ。 「あれ?スティードどこ行ったの!?」という疑問も 次巻でちゃんと氷塊、もとい氷解(ヘイムダルによる変換ミス)。 リリィとアイシスもがんばります。 次巻もよろしくお願いします。
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□加速していく物語□ Force2巻です。 この巻からはメカデザインとして黒銀さんが入ってくださって、 リアクテッドディバイダーやストライクカノン・ウォーハンマー・リアクトトーマなど 黒銀さんのデザインの新武装がいろいろお目見えしてます。 お話も、 ここからトーマを中心に加速していきます。←太文字で強調 また3巻でお会いできたら嬉しいです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2巻です! 読んでくださりありがとうございます!! はじめは季刊ペースだった連載も月刊ペースとなり トーマ達を描く事はライフワークになりつつあります。 豪華な新装備群に(黒銀さん、ありがとうございます!) 成長した元・機動六課改め特務六課メンバー達も次々と 参戦しどんどん盛り上がるForceです。 頑張ってまいりますので、よろしくお願いします~! 次の巻でもお会いできたら幸いです! 緋賀ゆかり
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ステラ stella リアクトしたら豹変!? 飛空艇フッケバイン操舵手 都筑真紀 飛空戦艇フッケバインの操舵手(役割的には「機関長」かも)です。 一家の翼を支える子です。ちなみに、 「リアクト中の方が本来の人格」です。 緋賀ゆかり フッケバインのみなさんは体のどこかにマークのタトゥーがあるのですが、 ステラはエプロンのポケットについています。 髪型がヴィヴィオと被りそうだったので、作画時はウェーブに気を遣っています。 ドゥビル DeVille 絶大なる力を秘めた フッケバインの寡黙なる戦士 都筑真紀 ビル兄です。上半身裸はポリシー。 あまり強く自己主張をする人ではないのですが、フッケバイン随一の常識人として頑張っていって欲しい人です。 緋賀ゆかり キャラクターデザインは都筑先生の原案を下敷きにしているので、いつもほぼ一発OKなのですが、 ドゥビルの顔のデザインで何回かやりとりをしたので、Forceでは珍しく、いくつかのバージョンが出ました。 カレン Curren 物語の核心を握るフッケバイン一家のリーダー 都筑真紀 姉貴です。首領です。「フッケバイン」は彼女の名字です。(だから「フッケバイン一家」なのですね)。 ワルモノのボスだけど明るくご陽気な人です。年齢を聞くのはダメらしいです。 緋賀ゆかり 本格的に登場したRecord13の脚本を拝見して、それまで緋賀が予想していた雰囲気と違っていたのでびっくりしました! これからいろいろ活躍していくと思うので、期待しているキャラクターです。 トーマ・アヴェニール Thoma Avenir(2回目) 戦闘防護服も第2形態に進化 エクリプスに翻弄される主人公 都筑真紀 トーマ第2形態。戦闘防護服はカッコイイですねえ。 動くといっそう映えます。そして緋賀先生、 こんなに作画が大変な主人公でゴメンナサイ。 緋賀ゆかり 第2形態のコスチュームは、娘TYPEの黒銀さんのデザインを原案にしています。 ディバイダーもそうですね。第一形態のときよりも全体的に重々しく黒っぽい印象になっています。
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出会いが絆が紡ぐ新たな物語―― ”リリカルなのは“シリーズ新章LIFT OFF! 人と魔導との出会いは果たして幸福であったか否か かつて世界に争いを起こしたのが巨大な魔導の力ならば 争いを止めたのも また同じ魔導の力だった 世界はいま片時の平和の中のにあり 答えは今だ出ていない シスター「はい…ミッドチルダ宛ての電信絵葉書の送信ね」 トーマ「うぃっス」 シスター「旅行中?」 トーマ「はい」 シスター「いいわね、今日はどこまで?」 トーマ「この先の鉱山遺跡で宝探しと」 Record01 「Engage(エンゲージ)」 トーマ【前略、スゥちゃんお元気ですか?俺は一昨日からルヴェラの文化保護区に入りました。 ワガママ言って許して貰ったひとり旅も残りあと3か月。 保護区内は次元間通信が不安定なのであんまり連絡できませんが】 トーマ「なースティード、到着は夜になるかな」 スティード「そうですねトーマ、食糧の準備は充分で?」 トーマ「もちろん」 トーマ【俺は元気でやってます(スティードに教わって勉強もちゃんとやってます) 約束通り旅行の間に世界を見て回って自分の答えを見つけます】 トーマ「おー!やっと見えた!」 スティード「お目当てのルヴェラ鉱山遺跡ですね」 トーマ「うん」 スティード「ですがもう夜です。野営できる場所を探しましょう」 トーマ「だな」「先客かな、今明かりが見えたような」 スティード「こんな辺鄙な場所に?」 女研究者「機材とデータの搬出は終了です。後はマテリアルですが」 男研究者「廃棄処分だ、ここに捨てていく」 女研究者「献体はともかくシュトロゼックもですか?」 男研究者「できそこない一基にいつまでも関わっておれんよ。向こうで銀十字(こいつ)の保有者を書き換えれば済む」 スティード「引っ越しにしては物騒ですね」 トーマ「関わり合って得はねーな。このままこっそり…」 リリィ『痛イよ。苦シいヨ』 トーマ「あ、つっ!!」 スティード「トーマ!?」 トーマ「いて、いてて…っ。この声念話…!?」 スティード「!?私には何も」 トーマ「あの奥…助けてって言ってる!」 スティード「トーマ、あなたまさか」 トーマ「助けてって言ってる」 スティード「――ですよね。ただ、あなたがケガをすると私も彼女に怒られますので」 トーマ「オーライ相棒(バディ)うまくやるさ」 トーマ「うお…ッ!ここ研究施設…?」 スティード「それもだいぶヤバイ方向の」 リリィ『痛い、よ』 トーマ「痛いのすぐに止めてあげるから」「――解け」「!?あッ!づ…っっ!」 男研究者「侵入者!?」 女研究者「何者かがシュトロゼック-4thに接触!それにこれはリアクトの反応!?」 リリィ『だめ、痛いよ、怖いよ、寂しいよ、来ちゃだめ』 トーマ「大丈夫…泣かないで。俺がいますぐ助けるから」「!!」 「てて…っ、大丈夫ッ!? !!!全裸!?き…!着るもの!スティードなんか服っ!!」 スティード「それらしきものならここに」 男研究者「失態だ。安置室を熱焼却処分!シュトロゼックと侵入者ごとだ!!」 機械音声「警告、警告。感染災害の危険発生。これより熱焼却処理を行ないます。 トーマ「しょ、焼却ッ!?」 スティード「困りましたね、暑いのは苦手です」 機械音声「近隣ブロックの職員は至急避難を」 トーマ「手伝えスティード!」 スティード「オーライトーマ」 機械音声「カウント6」 スティード「Protection」 トーマ「あの、いきなり飛びこんできてこんなことになっちゃって本当にゴメン」 機械音声「5」 トーマ「でも大丈夫。きっと助けるから」 機械音声「4」「3」「2」「1」 リリィ『誓約(エンゲージ)』 機械音声「0」 男研究者「やったか!?」 機械音声「プラズマアーク正常作動!」 男研究者「いかなる防御をしようと人間が生存することなど――生きている。 あれが完成したのなら!金属が沸騰する温度の中でも活動しうるッ!!そういうものを! 我々は!造り出そうとしていた!!」 ディバイダー966「E-C DividerCode-966」「StartUp」 トーマ「――ディバイド、ゼロ」ドゴッ ズドン スティード「トーマ、トーマ!」 トーマ「んあ、え、あれッ!?」 スティード「大丈夫ですかトーマ。それになんですか?そのイカした格好は?」 トーマ「うおお!なんじゃこりゃあ―!!」「あ」「おお!」「――あれ、なんだこの腕輪」 「ああごめん。大丈夫?」「俺、トーマ・アヴェニール。名前聞いても?} リリィ「リリィ、です。リリィ・シュトロゼック」 トーマ「リリィ。いいね、かわいい名前だ」「と、とりあえず安全な場所まで出よう!スティード周辺チェック!」 スティード「オーライ、トーマ」 同時刻 第12管理世界フェディキアStワレリー港 シャーリー「お疲れ様です。フェイトさん、ティアナ執務官。押収物には該当しそうな品ありませんでした」 フェイト「そう、銀十字もディバイダーもここじゃなかったか」 ティアナ「「エクリプス」の感染者を出すわけにはいきません」 フェイト「うん。もしも感染者が出たのなら、なんとしても捕獲しないと」 To be conntinued Record02 「Lily-Strosek(リリィ・シュトロゼック)」
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時空の海に浮かぶ 広大な次元世界 Majical girl Lyrical NANOHA 4th Series そこではかつて―― 世界を駆け巡る大規模な戦乱の時代があった ひとときの平和が築かれた現代においても 時に争いは巻き起こる 新暦0075年・JS事件 天才開発者ジェイル・スカリエッティによる大規模テロ 新暦0078年・マリアージュ事件 複数世界における連続放火殺人 ティアナ「厄介な事件ですが…フェイトさんと一緒に捜査できるのは嬉しいです」 フェイト「こちらこそ」「ティアナ執務官と一緒なら心強いよ」 ヴィータ「再会っつっても同窓会気分ってわけにはいかねーな」「今度もまた荒事(ライオット)だ」 リインII「ですね」 シグナム「フッケバインの連中は必ず捕まえる」「力を借りるぞ アギト」 アギト「おうよ!」 なのは「じゃ ごめんねーヴィヴィオ」「ママ ちょっと出張に行ってきます」 ヴィヴィオ「うん(ハート)」「いってらっしゃいママ がんばってきて」 スバル「思い出は大事だよ」「でも思い出だけじゃ生きていけないから」 「もっと自分を好きになれるように頑張らなきゃってさ」 ???「銀十字の禁書」ベルカ戦乱時代の消せない歴史の一つ」 始まりは禁忌の書と アイシス「わお!きれーなリング!」 誓約の輪(エンゲージリング) 少年トーマと少女リリィの巡り合い ディバイダー966「E.C.Divider Start up」 Record beginning ???「一緒だよ ずっとずーっと」 To be continued Record01 「Engage」
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トーマ・アヴェニール シグナム ヴェイロン トーマ・アヴェニール アンロック(Record01) プロテクション(Record01) ディバイド・ゼロ(Record01) シルバーバレット(Record04) シルバーハンマー(Record04) ディバイド・ゼロ『エクリプス』(Record10) シルバースターズ『ハンドレッドミリオン』(Record11) シグナム シュランゲバイセン(Record06) 紫電一閃(Record06) ヴェイロン バードショット・シェル(Record04) フレシェット・シェル(Record04) ナパームファング(Record04)